活動・成果

T-GExフェロー・早川尚志博士(名古屋大学)がT-GExで取り組んでいる研究に貢献する学生優秀発表賞を研究アシスタントの松本圭太郎さんが受賞されました

2022年5~6月に開催された日本地球惑星科学連合2022年大会(JpGU 2022)で研究発表した松本圭太郎さん(名古屋大学大学院理学研究科/宇宙地球環境研究所・博士前期課程2年)に対して、学生優秀発表賞(Outstanding Student Presentation Award)が授与されました。

松本さんは、T-GExフェロー・早川尚志博士(名古屋大学宇宙地球環境研究所)の研究アシスタントです。早川博士は、T-GExで「歴史文献による過去3000年の激甚太陽嵐の調査と定量復元」という世界的課題の解決にに取り組んでいます。その中で、旧名古屋大学空電研・豊川観測所、国立天文台・野辺山宇宙電波観測所における1950年代以降の太陽電波観測記録(アナログ記録)より、過去の太陽フレアを復元する研究を行っていますが、現代観測側での各観測波長の統計による研究、背景物理の研究が一つの課題となっていました。今回の松本さんの成果は、この太陽フレアの物理機構の理解に貢献したもので、当該プロジェクトにとっては、今後の野辺山記録群利用のための足がかりを固める重要な知見となります。

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