活動・成果

T-GExフェロー・東小百合博士(岐阜大学)の研究成果がNature Chemistryに掲載されプレスリリースを行いました

T-GExフェロー・東小百合博士(岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科)の研究成果がNature Chemistryに掲載されプレスリリースを行いました。

雑誌名:Nature Chemistry
論文名:Adaptive Metal Ion Transport and Metalloregulation-Driven Differentiation in Pluripotent Synthetic Cells
著 者:Sayuri L. Higashi,# Taniya Chakraborty,# Yanjun Zheng,# Azadeh Alavizargar, Andreas Heuer, Seraphine V. Wegner* (#: equal contribution)
DOI:10.1038/s41557-024-01682-y

発表のポイント
●特定の金属イオンを刺激として認識し、異なる機能を示す人工細胞を開発しました。
●金属イオンを選択的に輸送するイオノフォアを人工細胞膜に結合させることで、人工細胞内の金属依存性酵素を選択的に活性化し、特定の機能を発現させることに成功しました。
●膜に結合するイオノフォアの種類や順序が、人工細胞内での酵素活性化の順番を決定し、最初に活性化された酵素がその後の細胞運命を決定することを実証しました。

Nature Chemistry(2024年12月23日)
Adaptive metal ion transport and metalloregulation-driven differentiation in pluripotent synthetic cells
詳細はこちら(外部リンクへ)

岐阜大学プレスリリース 詳細はこちら (外部リンクへ)

関連研究者