T-GExフェロー向け

T-GExフェローには、フェーズ1から高度な専門性が理解できる身近な学術メンター1名、フェーズ2から育成トラックに応じた学術メンター(あるいは企業アドバイザー)1名を設定し、フェローの成長を支援する。

フェーズ1

学術メンター(研究室の教授あるいは受け入れ教員等)

フェーズ2

育成トラックに応じた学術メンターあるいは企業アドバイザー(フェローの希望を考慮する)
国際共同:海外の研究者、国際共同研究の経験豊かな研究者等
学際共同:異分野の研究者等
産学連携:企業の研究・開発者等
起業:ベンチャー企業やベンチャーキャピタルの方等

学術メンター概要

  • 学術メンターには、T-GExフェローが意欲的に高いレベルの研究活動に取り組めるよう、専門研究・学際研究の発展、国際的活躍、キャリア形成、研究費獲得、発信力・社会還元、ワーク・ライフバランス、ストレス解消等、幅広いアドバイスをお願いする。
  • 学術メンターは連携学術機関を含めたコンソーシアム内で設定することが基本であるが、海外の研究者の場合はその限りではない。
  • 学術メンターへの依頼は、フェロー本人や連携学術機関の意見を聴取のうえ、T-GExの実務委員より行う。

企業アドバイザー概要

  • 企業アドバイザーには、研究成果の社会実装、産学連携、起業等に関するアドバイスをお願いする。
  • フェローの研究分野等を考慮し、連携企業に限定せずに選定する。
  • 企業アドバイザーへの依頼は、フェロー本人や連携学術機関からの要望に沿ってT-GExの実務委員より行う。

メンタリング実施の手順

  • 学術メンター等が決定したら、まずはフェローから先方に連絡をし、メンタリングの実施内容や時期を調整する。
  • メンタリングの実施頻度は、以下を目安とする。
当該メンター等との
メンタリング
実施回数
目安 備考
初年度 1回1時間× 年2回(6-7月、2-3月頃) 必要に応じて、メンター・メンティー間で相談し、適宜追加で実施可能
2年目以降 1回1時間 × 年1回
  • 実施にあたっては、事前にメンタリングで相談したい内容や、メンタリングを通して到達したいゴールや目標を設定するなど、準備をしておくことが望ましい。必要に応じ、メンターとも相談をすること。
  • メンタリングの実施報告は、T-GExフェローが事務局へ報告する(学術メンターからの報告は不要)。報告方法については、事務局から別途指示する。
  • 次年度の学術メンターと企業アドバイザーの継続・変更の有無は、事務局からのアンケート調査を確認する。

その他

  • フェロー自身の研究時間等の確保のため、原則としてリモートでのメンタリング実施を推奨しています。
  • メンタリングの内容上の理由等により、学術メンター等を訪問する等、対面でのメンタリング実施を希望する場合、国内旅費に限り、年1~2回までの支援が可能です。事前にT-GEx事務局までお問合せをお願いいたします。(※ T-GEx事務局の予算状況により、旅費支援ができない場合もありますので、ご了承ください。)