人工知能
教育工学
奥原 俊
OKUHARA Shun
2023年度採用
三重大学
工学部工学研究科
データサイエンス教育センター
講師
専門分野
キーワード
マルチエージェントシミュレーション
オートチューター
自動交渉
所属学協会
電子情報通信学会
人工知能学会
主な研究内容
Twitter、Instagram、Snapchatなどのソーシャルネットワーキングサービスが意見交換の場として流行しているように,オンライン上で人々が気軽に意見交換が可能になってきている.しかし,現在のソーシャルネットワーキングサービスでは,意見交換が容易であるが,意見をより良い形で集約し,合意形成を実現する仕組みが実現しているとは言い難い.
これらのことは,上記で示したソーシャルネットワーキングサービスなどの個人間のやり取りを主体とした意見交換の場ではないが,公共政策などの専門家による高度な意思決定においても,同様で多数の市民からの意見を聴取し,勘案することが必須になってきている.
しかし,ワークショプなどの既存の方法では,閉じた空間,かつ限られた時間であるため,多様な人材の多数の意見を集約することは非常に困難である.
現実問題として,多様なテーマによる議論や大規模な人数による意見を集約し,合意を得る方法論や議論支援をする仕組みは強く求められているにも関わらずまだ確立されていない.
そこで,本研究では知能処理技術やマルチエージェント技術による意見集約や合意形成を支援する仕組みの自動化を目指す.
論文
Shun Okuhara, Takayuki Ito, “Compromising Strategies for Agents in Multiple Interdependent Issues”, IEICE Transactions on Communications(D)Vol.J103-D,No.4,2020.4
研究紹介
researchmap https://researchmap.jp/okuhara_shun
インタビュー
インタビューはありません