並松 沙樹

NAMIMATSU Saki

2026年度採用

中部大学
工学部
都市建設工学科
講師

専門分野

コンクリート工学
維持管理工学
国土政策

キーワード

インフラマネジメント
コンクリート構造物の劣化
空間解析
人口減少社会
均衡ある国土の発展

所属学協会

日本土木学会
日本コンクリート工学会

主な研究内容

人口減少や財政制約が進む中で、老朽化したインフラ構造物の維持管理が重要な社会課題となっています。私はこれまで、鉄道橋などの実構造物を対象とした調査やコンクリート構造物の鉄筋腐食に関する研究に取り組み、材料や構造物といったミクロな視点から、構造物の状態を正確に把握し、適切な補修・補強につなげる研究を行ってきました。
一方で、構造物を個別に良くしていくだけでは、今後のインフラ問題には対応できないという課題意識から、研究の関心は徐々にマクロな領域へと広がりました。現在は、自治体が限られたリソースの中でどのようにインフラを管理していくべきか、また地域ごとの状況と国全体としての最適な国土のあり方をどのように調和させるかといった、インフラマネジメントや政策の視点にも取り組んでいます。
これら一見異なる研究は、インフラの劣化を起点として、ミクロからマクロまでを一体的に捉える枠組みの中でつながっています。インフラの状態を単なる現在の結果としてではなく、過去の設計・施工や環境条件の蓄積、さらには社会的・制度的背景を含めた「経路」として理解し、多様な視点を統合的に扱うことを重視しています。
このように工学と社会科学を横断しながら、インフラの現状を深く理解し、その知見を将来の意思決定へとつなげることで、多くの人々の安全・安心で快適な生活を支える持続可能なインフラ・国土のあり方を探求しています。

論文

並松沙樹, 岩波光保:背面から水が供給される既設RC構造物への表面処理工法の適用が鉄筋腐食環境に及ぼす影響,土木学会論文集,Vol.80,No.10,pp.1-16,2024.10

研究紹介

Researchmap https://researchmap.jp/nmmt_sk

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